空調:制御モード

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空調
制御モード

空調システム - 制御モードの選択 
"先進の空調システムは、多くの要素から構成されており、選択した制御モードはシステムの全体的なエネルギー消費にとって重要です。"
 

システムを構成する機器
例として、定流量チラーを搭載した可変流量システムを見てみましょう。システムは、以下の要素で構成されています。

ファンコイル
天井冷房
冷却面
圧力保持
二次ポンプ
一次ポンプ
バッファー タンク
チラー
熱回収
冷却塔
 

制御モード
システムの各ユニットは、独自のポンプで運用し、各ポンプには、1つ以上の制御モードを使用することができます。制御モードについては、こちらに記載しました。次のスライドでは、別の制御モードを見ていき、その特徴について説明します。

一定曲線
定圧
比例差圧 (計算値)
比例差圧(測定値)
温度制御


一定曲線モード

  • ポンプの調整は1回限りです。
  • スロットルバルブは不要です。 
  • 定流量と揚程の必要性がある場合に使用します。 

対象用途 

  • 一次ポンプ
  • 冷却コイル
  • 冷却塔


定圧モード 
ポンプの速度は、圧力センサーで一定の圧力を提供します

対象用途

  • 圧力保持システム


比例差圧モード (計算値

揚程と速度は、差圧の設定点に応じて調整されます。

対象用途

  • 二次ポンプ
  • ファンコイル用混合ループ ポンプと冷却シーリングシステム
        -二次ポンプ
        -混合ループポンプ 

 

比例差圧モード(測定値)
揚程は、基準点の差圧センサーに応じます。
流量が減少する時には揚程も減少します。
対象用途

  • 二次ポンプ
  • ファンコイル用混合ループ ポンプと冷却シーリングシステム
        -二次ポンプ
        -および混合ループポンプ


比例差圧モード(測定値)
ここでは、ポンプの速度は一定の基準点での温度に応じて制御されます。例えば 

温水タンクでの
水の予熱などです

対象用途

  • 熱回収システム


ポンプ制御モード
空調システムの各ポンプの最適な制御モード

一定曲線
定圧
比例差圧 (計算値)
比例差圧(測定値)
温度制御


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